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アレロック錠、OD錠、顆粒の用法・用量違いのまとめ

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抗アレルギー薬のアレロック(一般名:オロパタジン塩酸塩)には、3種類の剤形があり、規格違いを含めると計5種類が存在しています。

効能・効果、用法・用量にそれぞれ違いがありますのでまとめてみました。

目次

効能・効果

アレロック錠2.5mg アレロック錠5mg アレロックOD錠2.5mg、アレロックOD錠5mg、アレロック顆粒0.5%(全て共通)

成人:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患に伴うそう痒(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)

小児:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症)に伴うそう痒

用法・用量

アレロック錠2.5mg アレロック錠5mg アレロックOD錠2.5mg、アレロックOD錠5mg

成人:通常、成人には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児:通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

アレロック顆粒0.5%

成人:通常、成人には1回オロパタジン塩酸塩として5mg(顆粒剤として1g)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

小児:通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5mg(顆粒剤として1g)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。通常、2歳以上7歳未満の小児には1回オロパタジン塩酸塩として2.5mg(顆粒剤として0.5g)を朝及び就寝前の1日2回経口投与する。

まとめ

適応症は成人と小児で一部異なっているが、製剤による相違は無し。どの製剤も長期処方可能です。

アレロック顆粒0.5%は2歳から使用可能。もちろん成人にも使用できます。

アレロック錠、アレロックOD錠は7歳から使用可能。アレロック錠2.5mgもアレロックOD錠2.5mgのいずれも7歳未満には使用できないことになっています。錠剤の方が飲みやすいという子もいると思いますが、添付文書上はだめということです。

錠剤も2歳から使えるようになっていれば、花粉症の時期でもアレロック顆粒が品薄にならずに済んだのかもしれませんね。

ちなみに、アレロック顆粒0.5%を除くすべての製剤にジェネリック医薬品があります。

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