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ワーファリンからプラザキサの切り替え(メリットとデメリット)

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ワーファリンからプラザキサに切り替えたいのだが実際のところどうなの?という相談が薬局にも増えてきました。

ここでワーファリン(ワルファリンカリウム)からプラザキサ(ダビガトランエテキシラート)へ切り替えるメリットとデメリットをまとめてみました。

 

目次

ワーファリンからプラザキサへ切り替えるメリット

  • 納豆やクロレラを食べても良くなる(細かい食事制限が無くなります。)
  • 毎月採血する必要が無くなる(PT-INRや、TT(トロンボテスト)の検査をする必要が無くなります)
  • 服用量が一定になる(検査の結果によって服用量が変わることは基本的にありません。)

 

ワーファリンからプラザキサへ切り替えるデメリット

  • 2012年3月までは1回14日処方が限度
  • 服用回数が1日2回
  • カプセル剤しかない(大きいカプセルが苦手な場合は飲みづらい可能性あり)
  • カプセルの吸湿性が高いため、一包化調剤ができない
  • プラザキサカプセルの薬価が高い
    ワーファリン錠1mg 1錠9.6円
    プラザキサカプセル75mg 132.6円
    プラザキサカプセル110mg 232.7円

 

ワーファリン錠1mgを1日1錠服用している人が、通常用量のプラザキサカプセル(プラザキサカプセル75mgを1日4カプセル)に切り替えた場合

切り替え前 1日当たり、9.6円×1錠=9.6円
切り替え後 1日当たり、132.6円×4C=530.4円

1割負担の方で毎月約1500円、3割負担の方で約4500円程薬代が高くなります。(金額は薬価のみ考慮した概算です。実際の値段は上記と異なる場合があります。)

腎機能の状態や服用中の薬によっては変更できない場合もありますので詳しくは主治医と相談をしてください。

 

プラザキサカプセル(一般名:ダビガトランエテキシラートメタンスルホン酸塩)の特徴

 

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