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サインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)

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サインバルタカプセル(一般名:デュロキセチン塩酸塩)は国内でトレドミン(一般名:ミルナシプラン塩酸塩)に次ぐ2剤目のセロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)。

1日1回朝食後の服用。1回20mgから開始し、通常用量は1回40mg。最大用量は1回60mg。

精神症状のみならず身体症状も含めた多様なうつ症状に対する効果及び良好な寛解率が期待できるとされています。

目次

用法・用量

成人には1日1回朝食後、デュロキセチンとして40mgを経口投与。投与は1日20mgより開始し、1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量。
効果不十分な場合には、1日60mgまで増量可。

主な副作用

多いのは悪心、口渇、便秘、下痢、腹部痛、食欲減退などの消化器症状と、眠気、頭痛、めまい、不眠などの精神神経系副作用です。

副作用の発現は服用初期の1ヶ月間が多いため、投与量は少量の20mgから開始します。副作用の問題が無ければ40mgに増量します。

 

参考 塩野義製薬 プレスリリース サインバルタカプセル添付文書

SNRI関連書籍

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