一番の注目はディオバン錠(一般名:バルサルタン)のジェネリック(後発品)が新規に発売されることです。薬価収載と発売日は6月20日の金曜日です。

ディオバン錠はいろいろ問題がありましたが、処方量はまだまだ高水準です。

発売と同時に後発品計算の分母に入ってきますから、薬価収載・発売後すぐに変更が進むと思われます。

2015年12月以降に発売予定のジェネリック医薬品(後発医薬品)はこちらからどうぞ。

 

ちなみに、後発品対策なのかディオバン錠からディオバンOD錠への切り替えが進んでいますが、仮に処方がディオバンOD錠であってもバルサルタン錠(普通錠)への代替調剤は可能です。

 

バルサルタンOD錠を発売する予定だったのはサンドと東和薬品の2社でしたが、サンドは見送ったため東和薬品のみとなりました。

 

サンドはノバルティスのグループ会社ということもあり、オーソライズドジェネリックを発売します。オーソライズドジェネリックとは、先発品の製薬会社から特許などの使用を許可されたことで、原薬、添加物、製法などが先発品と全く同じく製造できるジェネリック医薬品の事です。

ディオバン錠と同じ工場で作られた錠剤がサンド株式会社の工場に運ばれ、そこで刻印とPTPへのパッケージングが行われるようです。

見た目だけが違って中の錠剤は全く同じ。かつ薬価は先発品の半値という薬です。ジェネリックに不安を持っている先生や患者さんにもこれなら納得してもらえるのではないでしょうか?

 

以下のジェネリック医薬品が2013年6月に薬価収載の予定です。( )内は先発医薬品名です。

ディオバン錠のジェネリック

バルサルタン錠20mg(ディオバン錠20mg)

バルサルタン錠40mg(ディオバン錠40mg)

バルサルタン錠80mg(ディオバン錠80mg)

バルサルタン錠160mg(ディオバン錠160mg)

沢井、日医工、エルメッドエーザイ、ファイザー他

 

ディオバンOD錠のジェネリック

バルサルタンOD錠20mg(ディオバンOD錠20mg)

バルサルタンOD錠40mg(ディオバンOD錠40mg)

バルサルタンOD錠80mg(ディオバンOD錠80mg)

バルサルタンOD錠160mg(ディオバンOD錠160mg)

東和薬品

 

プレミネント配合錠LDのジェネリック

ロサルヒド配合錠LD(プレミネント配合錠LD)

沢井、日医工、エルメッドエーザイ、ファイザー他

 

アーチスト錠1.25mgのジェネリック

カルベジロール錠1.25mg(アーチスト錠1.25mg)

沢井

 

アーチスト錠2.5mgのジェネリック

カルベジロール錠2.5mg(アーチスト錠2.5mg)

沢井

 

ゾメタ点滴静注のジェネリック

ゾレドロン酸点滴静注液4mg/100mLバッグ(ゾメタ点滴静注4mg/100mLバッグ)

ゾレドロン酸点滴静注4mg/5mL (ゾメタ点滴静注 4mg/5mL)

日医工、ファイザー他

 

以上、わかっている範囲での記載となります。

発売前から患者さんにアナウンスをしておき、発売後にすぐに調剤できるように在庫を用意しておくとスムーズだと思います。

 

読んでおきたいジェネリック・後発品関連書籍

 

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