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アイファガン点眼液0.1% 日本初のα2受容体アゴニスト緑内障治療薬

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アイファガン点眼液0.1%(一般名:ブリモニジン酒石酸塩点眼液)は2012年5月11日に千寿製薬から発売された緑内障・高眼圧症治療の点眼薬。

目次

特徴

  • 緑内障治療薬では国内初のアドレナリンα2受容体作動薬
  • βブロッカー点眼薬で見られる呼吸器系副作用のリスクが低い
    ⇒チモロールなどのβ遮断薬点眼では気管支収縮作用があり気管支喘息などの方には禁忌となっていますが、アイファガン点眼液は使用可能です。
  • 眼圧下降と神経保護による視野維持効果が期待される
  • 保存剤として塩化ベンザルコニウム(BAC)を使用せず、日本で初めて亜塩素酸ナトリウムを使用した点眼液
    ⇒トラバタンズ点眼液も塩化ベンザルコニウムを使用していません。塩化亜鉛(ホウ酸、ソルビトール)を用いています。
  • 全身的に吸収されるため、アドレナリンα2受容体作動薬の全身投与時と同様の副作用(眠気、めまい、徐脈、低血圧等)があらわれることがあるので留意すること(添付文書より)

アドレナリンα2受容体作動薬

カタプレス錠(クロニジン塩酸塩)
アルドメット錠(メチルドパ水和物)
ワイテンス(グアナベンズ酢酸塩)

作用機序

ブリモニジン酒石酸塩は、米国アラガン社において開発されたアドレナリンα2 受容体に高い選択性を示す新規の眼圧下降薬であり、房水産生を抑制するとともに、ぶどう膜強膜流出路を介した房水流出を促進し、眼圧下降効果を示す。

効能・効果

次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分又は使用できない場合:
緑内障、高眼圧症

(アイファガン点眼液0.1%添付文書より)

プロスタグランジン関連薬やβ遮断薬等の他の緑内障治療で効果不十分又は副作用等で使用できない場合に本剤の使用を検討することとされており、ファーストチョイスされることは通常ありません。

用法・用量

通常、1回1滴、1日2回点眼する。(アイファガン点眼液0.1%添付文書より)

アイファガン点眼液0.1%の薬価

薬価: 1mL=438.2円
1本(5mL)では2191円(本文掲載時点での価格です。)

ジェネリック

なし

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