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アノーロエリプタ(ウメクリジニウム/ビランテロール)

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アノーロエリプタ7吸入用は2014年9月4日にグラクソ・スミスクラインから発売されたら慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療配合薬。

長時間作用性抗コリン薬(LAMA)のウメクリジニウム62.5μgと長時間作用性β2刺激薬(LABA)のビランテロール25μgの配合薬。

洋名(一般名):Anoro Ellipta 7 doses

 

2015年10月には長期処方が解禁となり、まもなくアノーロエリプタ30吸入用が発売されます。

 

目次

特徴

ウルティブロに次ぐ2番目のLAMA/LABA配合剤。

アノーロは、単一操作で作動する吸入器エリプタを採用した製剤。

この吸入器には、2つの両面アルミニウム製のストリップ(帯状のアルミシート)が装填されており、一方のストリップのブリスターには微粉化したウメクリジニウム臭化物(ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物との混合粉末)、他方のストリップのブリスターには微粉化したビランテロールトリフェニル酢酸塩(ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物との混合粉末)が充填されている。

1 回の吸入により、2 つのストリップからそれぞれブリスター1 個分の内容物が同時に放出される機構になっている。

名前の由来

アノーロ:該当資料なし
エリプタ:楕円形(ellipse)

 

作用機序

ビランテロールトリフェニル酢酸塩:β2受容体刺激作用により気管支を拡張させる。吸入後早期に気管支拡張効果が発現し、効果の持続が長い。

ウメクリジニウム臭化物:気道平滑筋のムスカリン受容体に対するアセチルコリンの結合を競合的に阻害して気管支の収縮を抑制する。作用は長時間持続的。

 

効能・効果

慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎・肺気腫)の気道閉塞性障害に基づく諸症状の緩解(長時間作用性吸入抗コリン剤及び長時間作用性吸入β2刺激剤の併用が必要な場合)

(添付文書より)

用法・用量

通常、成人にはアノーロエリプタ1吸入(ウメクリジニウムとして62.5μg及びビランテロールとして25μg)を1日1回吸入投与する。

(添付文書より)

 


読んでおきたい薬学関連書籍

COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン第4版

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