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抗真菌薬 外用剤の服薬指導

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足白癬の治療では角質のターンオーバー(新陳代謝)が約28日間なので、少なくともその期間は抗真菌外用薬を毎日使用し続ける必要がある。2~3カ月間使用を継続したほうが良い例も多い。

1本(10g)で通常、約2~3週間使用できるが、この程度の使用期間では自覚症状は消失しても菌が角層に残ってしまう。自覚症状が消失しても菌を殺すには外用剤の塗布を継続するのが大切だということを指導する。

不十分な治療で白癬菌が消失せず、治療中止後に菌が再び繁殖する例はかなり多いと言われている。

白癬菌は自覚症状が無い部分にも存在していることが多いため、患部より一回り広く塗ることが望ましい。その際は患部の外側から内側へ囲い込むように薬を塗っていくようにする。

抗真菌薬の外用薬を使用するのは吸収が高まる入浴後の塗布が効果的。

目次

白癬の治療上望ましい剤型

趾間型(乾燥)       軟膏  クリーム 液 スプレー
趾間型(ジュクジュク)   軟膏  クリーム パウダー
小水疱型(破裂していない) 軟膏  クリーム 液 スプレー
小水疱型(破裂)      軟膏  クリーム
角質増殖型(角化型)    内服薬 (軟膏)(クリーム)    
爪白癬           内服薬 

※趾間・・・足の指と指の間

白癬治療の日常生活の注意

  • 足をよく洗い、清潔に保つ
  • ムレにくい靴下や靴で過ごし、乾燥させる
  • 靴下やストッキングは毎日洗濯
  • 家族に水虫の人がいる場合、感染しないように足拭きマットやスリッパなどは共同で使用しない
  • 床、カーペット、畳などは丁寧に掃除機をかけ清潔に保つ

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