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日本国内でエボラ出血熱の患者が発生した場合にもアビガン錠の投与が可能に

抗ウイルス薬

日本国内でエボラウイルス感染者が発生した場合、患者の同意を得ることを条件にアビガン錠(一般名:ファビピラビル)の投与が可能となりました。エボラ出血熱の治療には未承認であるとはいえ、海外の患者に対して効果が確認されています。今後日本国内にもエボラウイルスが上陸することは十分考えられますから、感染拡大を防ぐためにも治療薬を使用できるようにしておく(薬の準備、使用可能な環境づくり)ことが重要です。

富士フイルムの抗ウイルス薬アビガン錠のエボラ出血熱(エボラウイルス)への効果

抗ウイルス薬

アビガン錠(一般名:ファビピラビル)は富士フイルムグループの富山化学工業株式会社が製造販売承認を取得している抗インフルエンザウイルス治療薬。ウイルスの遺伝子複製を担うRNAポリメラーゼという酵素を阻害することでウイルス増殖を防ぐ。インフルエンザウイルスと増殖の過程がほぼ共通であるためエボラウイルスにも効果が期待できる。

バルトレックス(バラシクロビル)

抗ウイルス薬

バルトレックス(一般名:バラシクロビル)はゾビラックス(一般名:アシクロビル)のプロドラッグ。ゾビラックスでは1日5回服用が必要であったものが、2~3回の服用で済むようになった。疾患によって用法・用量が異なるため、注意が必要。

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