抗不整脈薬をVaughan Williams(ヴォーン ウィリアムス)分類しました。抗不整脈薬には様々な作用機序を有するものがあり、Vaughan Williams(ヴォーン ウィリアムス)分類ではそのどこかに入れなければならないという無理が指摘されていました。現在臨床的にはSicilian Gambit の新分類法の方が使用価値は高いです。
「抗不整脈薬」の記事一覧
インデラル(プロプラノロール塩酸塩)
インデラル錠は初めて臨床的に使用されたβ遮断薬です。高血圧や狭心症、不整脈の治療に用いられます。インデラル錠(一般名:プロプラノロール塩酸塩)の特徴についてまとめました。
メキシチール(メキシレチン塩酸塩)
メキシチールはVaughan Williams(ヴォーン ウィリアムス)分類では1b群(Naチャネル抑制作用、活動電位短縮)にあたる抗不整脈薬です。頻脈性不整脈の治療の他、糖尿病性神経障害の自覚症状の改善にも用いられることがあります。メキシチールカプセル(一般名:メキシレチン塩酸塩)の特徴、作用機序についてまとめました。