「点眼液」の記事一覧

パタノールEX点眼液0.2%(オロパタジン塩酸塩)はどうなった?

抗アレルギー薬 点眼液

抗アレルギー点眼薬パタノール点眼液0.1%の高濃度製剤、パタノールEX点眼液0.2%(一般名:オロパタジン塩酸塩)[日本アルコン]は既に製造承認を取得したはずですが、まだ発売とはなっていません。2013年は今年よりも花粉の飛散量が増える見込みですから来年早々に販売してくれれば処方が伸びそうです。パタノール点眼液0.1%は1日4回点眼が必要でしたが、パタノールEX点眼液0.2%では1日2回の点眼で済みます。コンタクトをしていて日中使用できない人には良さそうです。パタノールEX点眼液0.2%の効能・効果:アレルギー性結膜炎。パタノールEX点眼液0.2%の用法・用量:通常、1回1~2滴、1日2回(朝、夕方)点眼する。

ムコスタ点眼液UD2%0.35mLの薬価

点眼液

ムチン産生促進作用をもつ、ドライアイ用点眼液のムコスタ点眼液UD2%が平成24年1月5日に発売されました。ムコスタ点眼液UD2%0.35mLの薬価は、1本27.1円です。1日4回点眼ですので、1日薬価は108.4円となります。

ムコスタ点眼液UD2%(レバミピド)

点眼液

大塚製薬からドライアイの適応を持つムコスタ点眼液UD2%が発売されました。1回使い捨ての無菌ディスポーザブルタイプの点眼液です。UDとはユニットドーズ(1回使い切り製剤)のこと。一般名はレバミピド。ムコスタ点眼液UD2%は、「涙液異常に伴う角結膜上皮障害が認められ、ドライアイと診断された患者」に用いることができるムチン産生促進点眼液です。レバミピドには胃粘液増加作用があり、既にムコスタ錠100mgとして内服薬が販売されています。胃だけでなく角膜や結膜にもムチンがありますが、ムコスタ点眼液により眼のムチンも増加させる働きがあることがわかり、角膜上皮障害改善効果、結膜上皮障害改善効果が認められました。ドライアイの適応を取得していますが、「涙液異常に伴う角結膜上皮障害が認められ、ドライアイと診断された患者に使用してください」という注意が添付文書に記載されています。

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