「非ベンゾジアゼピン系」の記事一覧

ニューロタン、パキシル、マイスリーのジェネリックが発売に

ARB SSRI 非ベンゾジアゼピン系

ニューロタン錠(一般名:ロサルタンカリウム)、パキシル錠(一般名:パロキセチン塩酸塩水和物)、マイスリー錠(一般名:ゾルピデム酒石酸塩)のジェネリック医薬品(後発品)について。発売日は平成24年6月22日(金)。特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用など。

ルネスタ(エスゾピクロン)とアモバン(ゾピクロン)の苦味

非ベンゾジアゼピン系

ルネスタ(エスゾピクロン)とアモバン(ゾピクロン)の苦味比較。苦味が出る理由はルネスタもアモバンも同じ。服用後体内から排泄される過程において、苦味を持つ代謝物が唾液中に分泌されるからです。そのため、錠剤に舌が触れていない時でも苦味を感じてしまいます。ルネスタはアモバンよりも少量の投与で睡眠効果が期待できます。 体内に取り入れる薬剤の量が減れば、それに伴い唾液中に分泌される代謝物の量も減りますから、ルネスタの苦味はアモバンよりも軽減される事が期待できるはずです。

ロゼレム錠8mg(ラメルテオン) メラトニン受容体アゴニスト

非ベンゾジアゼピン系

ロゼレム錠8mg(一般名:ラメルテオン)の特徴、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用について。ロゼレム錠8mg(一般名:ラメルテオン)は2010年7月6日に武田薬品工業株式会社から発売された新しい作用機序をもつ不眠症治療薬。ロゼレム(ラメルテオン)は視交叉上核以外の脳内作用が無いため、ベンゾジアゼピン系睡眠薬で生じることの多い記憶障害や運動障害、依存性、耐性、反跳性不眠などは起こりにくいと言われています。

ルネスタ錠(エスゾピクロン eszopiclone)

非ベンゾジアゼピン系

ルネスタ錠(一般名:エスゾピクロン eszopiclone)の特徴、薬効、効能・効果、用法・用量について。ルネスタ錠はエーザイから発売予定の不眠症治療薬。ゾピクロン(商品名:アモバン錠)から活性の強いS体のみを光学分割して得られた製剤。非ベンゾジアゼピン系に属するGABA-A受容体作動薬。GABA-A受容体との結合力が高まったため、アモバン錠よりも少ない用量で同様の効果が得られるとされています(アモバン錠は7.5~10mg、ルネスタ錠は1~3mg)。ゾピクロン(Tmax=0.8hr、半減期=4時間)は超短時間作用型ですが、エスゾピクロンの作用時間はゾピクロンよりも若干長い(Tmax=1hr、半減期=6時間)ようです。もちろんゾピクロンと同様、抗不安作用と筋弛緩作用はほとんどありません。

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