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GLP-1受容体作動薬一覧

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GLP-1受容体作動薬の週1製剤のペンタイプが発売され、治療の選択肢が増えてきました。

ここでGLP-1受容体作動薬の特徴と製剤の一覧をまとめてみました。

目次

GLP-1受容体作動薬の特徴と副作用

単剤での使用であれば低血糖や体重増加を起こしにくい性質があります。もちろん他の糖尿病治療薬との併用では低血糖のリスクは高まります。

また、GLP-1受容体作動薬は胃の中にある食べ物の排出を遅らせる作用があるので使い始めの初期に便秘・下痢・胃の不快感等の消化器症状の副作用が起こりやすくなります。

インスリンからの切り替え例で高血糖になった事例があります。切り替えには十分な注意が必要です。

 

リラグルチド

ビクトーザ皮下注18mg【ノボ ノルディスク ファーマ】

1日1回皮下注。ペン型(1キット3mL=18mg)

用法・用量:通常、成人には、リラグルチド(遺伝子組換え)として、0.9mgを1日1回朝または夕に皮下注射する。ただし、1日1回0.3mgから開始し、1週間以上の間隔で0.3mgずつ増量する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日0.9mgを超えないこと。

ビクトーザ皮下注18mg(リラグルチド)

 

エキセナチド

バイエッタ皮下注5μgペン300、バイエッタ皮下注10μgペン300

1日2回皮下注。ペン型。

通常、成人には、エキセナチドとして、1回5μgを1日2回朝夕食前に皮下注射する。投与開始から1ヵ月以上の経過観察後、患者の状態に応じて1回10μg、1日2回投与に増量できる。

 

ビデュリオン皮下注用2mg 【アストラゼネカ】

週1回皮下注。

粉末薬剤が入ったバイアルに専用液を注入して懸濁し、シリンジに注入する。注射針を取り付けて皮下へ注射する。針の太さは23G。

用法・用量: 通常、成人には、エキセナチドとして、2mgを週に1回、皮下注射する。

ビデュリオン皮下注用2mg 【アストラゼネカ】

 

ビデュリオン皮下注用2mgペン【アストラゼネカ】

週1回皮下注。ペン型(1回用)。

ペン内に1回分の粉末薬剤と専用液が充填されている。注射前に薬液を混和する。

用法・用量: 通常、成人には、エキセナチドとして、2mgを週に1回、皮下注射する。

 

※ビデュリオンはエキセナチドの徐放性製剤。

 

リキシセナチド

リキスミア皮下注300μg 【サノフィ】

1日1回皮下注。ペン型。

用法・用量:通常、成人には、リキシセナチドとして、20μgを1日1回朝食前に皮下注射する。ただし、1日1回10μgから開始し、1週間以上投与した後1日1回15μgに増量し、1週間以上投与した後1日1回20μgに増量する。なお、患者の状態に応じて適宜増減するが、1日20μgを超えないこと。

 

デュラグルチド

トルリシティ皮下注0.75mgアテオス 【日本イーライリリー】

週1回皮下注。ペン型(1回用)。装着されている針の太さは29G。

用法・用量:通常、成人には、デュラグルチド(遺伝子組換え)として、0.75mgを週に1回、皮下注射する。

 

 

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