グラクソ・スミスクラインのB型慢性肝疾患治療薬テノゼット錠300mgが出荷調整されています。
原因は8月に起きた中国天津の倉庫爆発事故でグラクソの天津工場が被害を受けたためです。
中国で作られていたんですね。
医薬品が実際にどこの工場で作られているかという情報はほとんど入ってきません。こういう状況になって初めて知ることになります。
過去には東日本大震災の影響で工場が被災して品薄になった薬もありました。
テノゼットに関しては同成分の代替品が存在しません。国内在庫数は約2か月分とのことです。患者さんに迷惑がかからないように早急に供給再開をしてほしいものですね。