院外処方薬剤使用金額ランキング(内服薬)2014.4~2015.3です。院外処方限定で、使用錠数×薬価で金額を計算しています。1位から20位までまとめてみました。
- プラビックス錠75mg 833億円
- クレストール錠2.5mg 504億円
- ネキシウムカプセル20mg 488億円
- オルメテック錠20mg 448億円
- ジャヌビア錠50mg 431億円
- ゼチーア錠10mg 414億円
- ミカルディス錠40mg 389億円
- リリカカプセル75mg 324億円
- セレコックス錠100mg 316億円
- エディロールカプセル0.75μg 307億円
- パリエット錠10mg 299億円
- エクア錠50mg 292億円
- プログラフカプセル1mg 289億円
- ブロプレス錠8mg 286億円
- タケプロンOD錠15mg 266億円
- アリセプトD錠5mg 260億円
- シングレア錠10mg 242億円
- バラクルード錠0.5mg 221億7千万円
- キプレス錠10mg 221億6千万円
- グリベック錠100mg 219億円
院外処方内服薬使用金額ランキング1位~20位
データは第1回NDBオープンデータよりhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000139390.html
1位から10位までジェネリック医薬品が発売されているものはありません。どの薬局にも在庫しているのではないでしょうか。
プラビックスのGE発売は2015年6月。ジェネリックが発売後はランキングが変動しそうです。
17位のシングレア錠5mgと19位のキプレス錠5mgを合計すると約463億円となり、4位に入ります。こちらは2016年9月にオーソライズドジェネリックが、2016年12月にはジェネリックが発売されています。
また使用錠数は少ないものの13位のプログラフカプセル1mg(薬価:808.3)、バラクルード錠0.5mg(薬価:1061.8)、 グリベック錠100mg(薬価:2617.4)は薬価が高くランキングに入ってきています。
パリエット錠10mg、タケプロンOD錠15mg、アリセプトD錠5mgはジェネリック医薬品が発売されているにも関わらずランキング上位に入ったままというはすごいですね。先発品との適応症の違いが変更を躊躇する要因となっているのでしょうか。
ちなみにカンデサルタン8mg「あすか」は2014年9月発売でした。次年度のランキングではブロプレス錠8mgは下がりそうですね。