ステロイド点鼻液の小児用量一覧です。使用可能年齢についてもまとめました。
ナゾネックス点鼻液
用法・用量
<小児>
通常、12歳未満の小児には、各鼻腔に1噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日100μg)。
通常、12歳以上の小児には、各鼻腔に2噴霧ずつ1日1回投与する(モメタゾンフランカルボン酸エステルとして1日200μg)。
小児等への投与
3歳未満の幼児、乳児、新生児又は低出生体重児に対する安全性は確立していない。[国内における使用経験がない。]
⇒ナゾネックス点鼻液は3歳から使用可能
3歳~12歳未満:1日1回 1回1噴霧
12歳以上:1日1回 1回2噴霧
アラミスト点鼻液
用法・用量
<小児>
小児には、通常1回各鼻腔に1噴霧(1噴霧あたりフルチカゾンフランカルボン酸エステルとして27.5μgを含有)を1日1回投与する。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児に対する安全性は確立していない(国内における使用経験がない)。
→アラミスト点鼻液は2歳から使用可能。
2歳~15歳未満:1回1噴霧。
15歳以上:1回2噴霧。
小児用フルナーゼ点鼻液
用法及び用量
小児には、通常1回各鼻腔に1噴霧(フルチカゾンプロピオン酸エステルとして25μg)を1日2回投与する。なお、症状により適宜増減するが、1日の最大投与量は、8噴霧を限度とする。
小児等への投与
低出生体重児、新生児、乳児又は4歳以下の幼児に対する安全性は確立していない(低出生体重児、新生児、乳児に対しては使用経験がない。幼児に対しては使用経験が少ない)。
→小児用フルナーゼ点鼻液は5歳から使用可能
エリザス点鼻粉末
小児等に対する安全性は確立していない。[小児等に対しては、使用経験がない。]
→エリザス点鼻粉末は15歳以上から使用可能。(臨床試験は16歳以上で実施)