アレグラ錠(一般名:フェキソフェナジン)と塩酸プソイドエフェドリンの配合錠であるディレグラ錠が承認されました。
アレグラ錠は眠気が出にくい抗アレルギー薬。鼻水・くしゃみを止める作用があります。
一方の塩酸プソイドエフェドリンは、主に一般用の鼻炎用内服薬に含まれているアドレナリン作動成分(α交感神経刺激薬)です。
塩酸プソイドエフェドリンは交感神経系を刺激して鼻粘膜の血管を収縮させることにより、鼻粘膜の充血や腫れを和らげて鼻づまりの症状を緩和させます。
ディレグラ錠は鼻水と鼻づまりの両症状への効果が期待されます。
但し、この薬(塩酸プソイドエフェドリンの方)は注意が必要です。
塩酸プソイドエフェドリンの副作用
塩酸プソイドエフェドリンの中枢神経系に対する作用⇒不眠、神経過敏
自律神経系を介した副作用⇒めまい、頭痛、排尿困難
依存性あり
塩酸プソイドエフェドリンは、依存性がある成分であり、長期間に渡って連用された場合、薬物依存につながるおそれがある。
禁忌疾患あり
心臓病、高血圧、糖尿病、甲状腺機能障害、前立腺肥大による排尿困難のある人は服用を避ける(塩酸プソイドエフェドリン)。
このような副作用があるので使用は短期間に限るべきと考えます。塩酸プソイドエフェドリンは長期間連用するような成分ではありません。
症状がひどくて大変な期間に限って使用するのであれば有効な薬と考えますが、ディレグラ錠を使用するよりも、アレグラ錠とプリビナ点鼻液やトラマゾリン点鼻液を組み合わせた方が良いような気がします。
ディレグラ配合錠1錠中にはフェキソフェナジン塩酸塩30mgと塩酸プソイドエフェドリンとして60mgを含有しています。
⇒ディレグラ配合錠の薬価
ちなみに、2012年12月14日にはアレグラ錠のジェネリック、フェキソフェナジン錠30mgとフェキソフェナジン錠60mgの薬価が収載されています。
⇒新規後発品(ジェネリック)一覧 薬価収載:2012年12月14日