アレグラドライシロップ5%（一般名：フェキソフェナジン塩酸塩ドライシロップ）は2014年（平成26年）4月17日に薬価収載された抗アレルギー薬のドライシロップ製剤です。
すでにアレグラ錠60mg、アレグラ錠30mg、アレグラOD錠60mgが販売されていて、ドライシロップ製剤が追加となりました。
ストロベリー味で飲みやすいとのことです。
アレグラドライシロップ5%の発売日は平成26年7月中旬の予定。製造販売はサノフィ株式会社。
薬価
アレグラドライシロップ5% 1g＝130.90円（本文記載時）
アレグラドライシロップのジェネリック
あり：フェキソフェナジン塩酸塩DS6%「トーワ」（含量違い）
※1g当たりの含量と用法用量が異なりますので変更時は注意が必要です。フェキソフェナジン塩酸塩DS6%「トーワ」は7歳以上に使用可能。2歳以上7歳未満の小児への適応はありません。
個人的には1g=60mgの6％製剤の方が換算しやすいので良いと思うのですが。。
効能・効果
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患（湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎）に伴うそう痒 （添付文書より）
用法・用量
＜成人＞
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg（ドライシロップとして1.2g）を1日2回、用時懸濁して経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
＜小児＞
通常、12 歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mg（ドライシロップとして1.2g）、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg（ドライシロップとして0.6g）を1日2回、用時懸濁して経口投与する。なお、症状により適宜増減する。
通常、2歳以上7歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mg（ドライシロップとして0.6g）、6ヵ月以上2歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回15mg（ドライシロップとして0.3g）を1日2回、用時懸濁して経口投与する。 （添付文書より）
アレグラドライシロップ5％は6カ月から使用できます。
ちなみにザイザルシロップも6か月から。アレロック顆粒、ジルテックドライシロップは2歳から。クラリチンドライシロップは3歳から使用可能です。
