セブンイー・P配合カプセル(科研製薬株式会社)は消化異常症状の改善に用いられる消化酵素製剤ですが、近いうちに発売中止となることが決まりました。
近隣病院の採用品目になっていなければ今回の発売中止の影響はありませんが、面での処方せんをたくさん受け付けている薬局では、セブンイー・P配合カプセルの代わりに何が処方されてくるのか気になるところだと思います。
消化酵素製剤にはたくさん種類がありますが、セブンイー・P配合カプセルの代替品はどれが適当なのでしょうか。
カプセル製剤で適応症(消化異常症状の改善)が同じ
- エクセラーゼ配合カプセル(MeijiSeikaファルマ株式会社)2号カプセル
- オーネスSP配合カプセル(鶴原製薬株式会社)4号カプセル
- オーネスSZ配合カプセル(鶴原製薬株式会社)4号カプセル
- ケイラーゼAカプセル(三恵薬品)2号カプセル
- タフマックE配合カプセル(小野薬品工業株式会社)0号カプセル
- ネオ・エフラーゼ配合カプセル(シオエ製薬株式会社)2号カプセル
- フェルターゼ配合カプセル(佐藤薬品工業株式会社)1号カプセル
- フェンラーゼ配合カプセル(日医工株式会社)3号カプセル
- ポリトーゼカプセル(武田薬品工業株式会社)1号カプセル
- セブンイー・P配合カプセル 1号カプセル
このうち一番カプセルが大きいのはタフマックEカプセル。一番小さいのはオーネスSP配合カプセルとオーネスSZ配合カプセルです。
含有成分の比較
セブンイー・P配合カプセル1カプセル中の含有成分と含有量
(胃溶性粉末)
モルシン 40mg
ニューラーゼ 30mg
ビオヂアスターゼ2000 20mg
オリパーゼ4S 50mg
セルラーゼAP3 15mg
(腸溶性顆粒)
プロナーゼ 5mg
膵臓性消化酵素TA 100mg
モルシンはタンパク質を、ニューラーゼはたん白質 ・脂肪、ビオヂアスターゼ2000はタンパク質、脂肪、でんぷん、繊維素を、オリパーゼ4Sは脂肪を、セルラーゼAP3は繊維素を、プロナーゼはタンパク質を、膵臓性消化酵素TAはタンパク質・脂肪・でんぷんをそれぞれ分解します。
セブンイー・P配合カプセルと全く同じ酵素の組成を持つ製品はありません。どの製品にもバランスよく消化酵素が配合されていますので、どれが特別良いというのはなさそうです。
読んでおきたい薬学関連書籍
楽天 送料無料 楽天スーパーポイントが貯まる!
Amazon 通常配送料無料
7net 送料無料キャンペーン中 nanacoポイントが貯まる!
bk1 2012年も全品送料無料
ブックオフ 中古品を格安で手に入れられることも。探してみる価値あり