先発品であるリバロ錠と12月発売のジェネリックピタバスタチンCa錠の用法が一部異なるものがあるので注意が必要です。先発品のリバロ錠の用法は次のようになっています。
通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
リバロOD錠も同様です。
ところが、12月薬価収載のリバロ錠のジェネリックはメーカーによって承認された用法が異なります。
杏林、三和化学、ニプロ、テバなどの一部のメーカーの用法は
通常、成人にはピタバスタチンカルシウムとして1~2mgを1日1回夕食後に経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減し、LDL-コレステロール値の低下が不十分な場合には増量できるが、最大投与量は1日4mgまでとする。
となっており、夕食後限定です。
どうしてこのようなことが起こるのでしょうか?
ジェネリック使用促進をしているのであれば、承認用法を各社揃えてほしいものです。
訂正します。ファイザーは夕食後の限定が外れていました。