ウリアデック錠(一般名:トピロキソスタット)は三和化学から発売された痛風・高尿酸血漿治療薬。
フェブリク錠(フェブキソスタット)に続く2成分目の選択的XOD阻害薬。
富士薬品からはトピロリック錠という名前で販売されています。
目次
特徴
- 確実な尿酸低下作用(1日2回投与)
- 軽度~中等度腎障害の患者さんに用量調整が不要
- 中等度腎機能障害(CKDステージ 3)合併患者でも 90%の治療目標達成率
治療目標値:血清尿酸値 6.0 mg/dL 以下 - 尿中アルブミンの低下作用により、腎保護作用が期待できる。
フェブリク錠(フェブキソスタット)の1日1回投与に対してウリアデック錠は1日2回投与が必要です。
2014年9月から長期処方が解禁されましたが、フェブリク錠からシェアを奪い返せるでしょうか?
作用機序
尿酸の生合成に働くキサンチンオキシダーゼ(XOD)を阻害し、血清尿酸値を低下させる。
XOD以外の核酸代謝酵素を阻害しない選択的XOD阻害薬。
効能・効果
痛風、高尿酸血症 (ウリアデック錠添付文書より)
用法・用量
通常、成人にはトピロキソスタットとして1回20mgより開始し、1日2回朝夕に経口投与する。その後は血中尿酸値を確認しながら必要に応じて徐々に増量する。維持量は通常1回60mgを1日2回とし、患者の状態に応じて適宜増減するが、最大投与量は1回80mgを1日2回とする。 (ウリアデック錠添付文書より)
ウリアデック錠の薬価
ウリアデック錠20mg 21.2円/錠
ウリアデック錠40mg 40円/錠
ウリアデック錠60mg 58円/錠
本文掲載時点での価格です。