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ベネット錠75mg(リセドロン酸ナトリウム水和物)月1製剤

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ベネット錠75mg(一般名:リセドロン酸ナトリウム水和物)は、ビスホスホネート系の骨粗鬆症治療薬。ビスホスホネート系の月1製剤は武田薬品からは初となります。

月1製剤としてはすでに、ミノドロネート(ミノドロン酸水和物)のリカルボン錠50mg[小野薬品工業]とボノテオ錠50mg[アステラス製薬]が販売されていますがこちらは全て4週に1回投与。ベネット錠75mgは月1回です。

目次

4週に1回と月1回の違い

「4週に1回」は文字通り4週間に1回同じ曜日に服用します。「月1回」は毎月1回同じ日に服用します(例:毎月15日)。

ベネット錠の種類

[武田薬品工業]のベネット錠は毎日服用するタイプのベネット錠2.5mg、週1回製剤のベネット錠17.5mgの2種類が販売されており、月1回製剤のベネット錠75mgの登場により3種類となります。

毎日飲む方が良いという方、曜日毎に服用したい方、できるだけ飲む回数を減らしたい方のそれぞれに合った処方が可能となることでしょう。

(リカルボン錠とボノテオ錠には毎日服用するタイプはありますが、週1回製剤はありません。)

 

ビスホスホネート系薬剤の服用方法はいろいろと制限が多いことや、胃腸障害に悩む方も少なくないため月1回製剤には一定の需要があります。

 

ベネット錠17.5mgが発売された後には2.5mg錠からの切り替え例が増加しましたが、さらに月1製剤のベネット錠75mgへ移行するでしょうか。

 

作用機序

ビスホスホネート系薬剤の作用機序

効能・効果

骨粗鬆症

用法・用量

通常、成人にはリセドロン酸ナトリウムとして75mgを月1回、起床時に十分量(約180mL)の水とともに経口投与する。なお、服用後少なくとも30分は横にならず、水以外の飲食並びに他の薬剤の経口摂取も避けること。

用法・用量関連の注意

本剤は月1回服用する薬剤であり、原則として毎月同じ日に服用すること。また、本剤の服用を忘れた場合は、翌日に1錠服用し、その後はあらかじめ定めた日に服用すること。

薬価

薬価:ベネット錠75mgの薬価

ジェネリック:あり(毎日服用する2.5mg製剤のみ)
ベネット/アクトネルの後発品(リセドロン酸ナトリウム)

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