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抗凝固薬
エリキュース錠2.5mg、5mg(アピキサバン)経口FXa阻害剤
エリキュース錠の特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用について。エリキュース錠(一般名:アピキサバン)はファイザーから発売される経口FXa阻害作用をもつ抗凝固薬。現在国内で使用されている経口FXa阻害薬にはエリキュース錠2.5mg、5mgのほかに、リクシアナ錠(一般名:エドキサバントシル酸塩水和物)、イグザレルト錠(一般名:リバーロキサバン)があります。エリキュース錠の作用機序は、第Xa因子(FXa)を強力かつ可逆的に直接阻害し、FXaの阻害を介してトロンビン産生を抑制することで抗血栓作用を発揮します。 -
ビスホスホネート
アクトネル錠75mgの薬価(アクトネル錠の月1製剤)
アクトネル錠の月一製剤である、アクトネル錠75mgの薬価は2013年2月22日収載です。アクトネル錠75mg 1錠:2945.50円。アクトネル錠75mgは、ボノテオ/リカルボン錠50mgのように4週に1回服用するのではなく、月1回服用する製剤です。1日薬価は(2945.50円÷30日=)98.2円となります。ちなみに2013年2月現在の薬価は、アクトネル錠2.5mg:113.2円(1日113.2円)、アクトネル錠17.5mg(週1製剤):711.4円(1日101.6円)となり、月1製剤のアクトネル錠75mgが最も割安となります。 -
ビスホスホネート
ベネット錠75mg(ベネット錠の月1製剤)の薬価
ベネット錠の月一製剤である、ベネット錠75mgの薬価は2013年2月22日収載です。ベネット錠75mg 1錠:2945.50円。ベネット錠75mgは、ボノテオ/リカルボン錠50mgのように4週に1回服用するのではなく、月1回服用する製剤です。1日薬価は(2945.50円÷30日=)98.2円。ちなみに2013年2月現在の薬価は、ベネット錠2.5mg:113.2円(1日113.2円)、ベネット錠17.5mg(週1製剤):711.4円(1日101.6円)となり、月1製剤のベネット錠75mgが最も割安となります。 -
調剤報酬他
2013年2月薬価収載の新薬一覧
2013年の新薬:2013年2月22日薬価収載の新薬一覧です。ディレグラ配合錠,トビエース錠4mg,トビエース錠8mg,アクトネル錠75mg,ベネット錠75mg,エリキュース錠2.5mg,エリキュース錠5mg,ミニリンメルトOD錠60μg,コレアジン錠12.5mg,ホスリボン配合顆粒,アフィニトール分散錠2mg,アフィニトール分散錠3mg,エルカルチンFF内用液10%,アメパロモカプセル250mg,マラロン配合錠,トレシーバ注フレックスタッチ,トレシーバ注ペンフィル,ビデュリオン皮下注用2mg,ナーブロック筋注2500単位,エルカルチンFF静注1000mg,ニュープロパッチ2.25mg,ニュープロパッチ4.5mg,ニュープロパッチ9mg,ニュープロパッチ13.5mg。 -
抗アレルギー薬
ディレグラ配合錠の薬価(フェキソフェナジン塩酸塩/塩酸プソイドエフェドリンの合剤)
ディレグラ配合錠は2013年2月22日薬価収載。ディレグラ配合錠1錠中にはフェキソフェナジン塩酸塩30mgと塩酸プソイドエフェドリン60mgを含有しています。ディレグラ配合錠の薬価は1錠62.00円です。アレグラ錠30mgの薬価(1錠59.00円)に5%の有用性加算がついてディレグラ配合錠の薬価(62.00円)となっています。ディレグラ配合錠の用法・用量は、1回2錠(フェキソフェナジン塩酸塩として60mg及び塩酸プソイドエフェドリンとして120mg)を1日2回、朝夕の空腹時に経口投与。アレグラ錠60mgの薬価は1錠75.6円。アレグラOD錠60mgも同じく75.6円です。1日2錠で151.2円。ディレグラ配合錠1日分(4錠)では248円。塩酸プソイドエフェドリンが増えただけで1日約100円のプラスはちょっと高いと感じませんか? -
副作用
味覚障害を引き起こす可能性のある薬剤
亜鉛欠乏を引き起こすなどして味覚障害を引き起こす可能性のある薬はいろいろあります。( )内は代表的な商品名。【 】内は添付文書の記載です。ここに記載の薬剤は一部のみです。(参考文献:各薬剤添付文書)、 利尿薬、抗てんかん薬、 抗パーキンソン薬、 抗リウマチ薬、抗生物質、抗甲状腺薬、 抗癌剤、消炎鎮痛剤、痛風治療薬、睡眠薬、 肝疾患治療剤、 降圧薬、 高脂血症治療薬 -
ビタミン・ミネラル
プロマックD錠75mg、プロマック顆粒15%(ポラプレジンク)
プロマックD錠75mg、プロマック顆粒15%(一般名:ポラプレジンク)はゼリア新薬販売の亜鉛含有胃潰瘍治療剤。 胃潰瘍の治療薬ですが、褥瘡や味覚障害に使用されることが多い薬剤です。 亜鉛(Zn)は細胞分裂、活動に関与。亜鉛が不足すると味蕾細胞に異常が生じ味覚障害が引き起こされる場合があります。また、皮膚障害が起こりやすくなります。 -
耳鼻科系薬
抗アレルギー点鼻薬の噴霧可能回数(日数)一覧
今回は抗アレルギー薬の点鼻液の噴霧可能回数(日数)一覧表です。ケトチフェン(ザジテン点鼻液0.05%他)、クロモグリク酸ナトリウム(インタール点鼻液2%他)、アンレキサノクス(ソルファ点鼻液0.25%)、レボカバスチン塩酸塩(リボスチン点鼻液0.025mg112噴霧用)の噴霧可能回数、1本は何日分かの一覧。 -
消化剤
セブンイー・P配合カプセルの販売中止と経過措置期間満了日
科研製薬から販売されていた消化酵素製剤のセブンイー・P配合カプセルは2012年5月に既に販売中止となっています。 卸さんの流通在庫もほぼなくなったのではないでしょうか。 まだ処方されている人もいるかもしれませんが、セブンイー・P配合カプセルの経... -
耳鼻科系薬
アレルギー性鼻炎用ステロイド点鼻液の噴霧可能回数(日数)一覧
商品名に噴霧可能回数が記載されていない点鼻液も少なくありません。点鼻薬1本で何日分ですか?という質問にすぐ答えられるようにまとめました。(参考:各社添付文書、インタビューフォーム、くすりのしおり)【読んでおきたい薬学関連書籍】 鼻アレルギ... -
抗アレルギー薬
アレグラ錠のジェネリック(フェキソフェナジン塩酸塩錠)の発売日は
アレグラ錠のジェネリック(フェキソフェナジン塩酸塩錠)の発売日が決まりました。2012年12月に薬価収載されていましたが、発売がまだでした。フェキソフェナジン錠はエルメッドエーザイと小林化工の2社からの発売です。フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「EE」(エルメッド・エーザイ)、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「EE」(エルメッド・エーザイ)、フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「KN」(小林化工)、フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg「KN」(小林化工)の発売日と薬価はこちら。 -
抗アレルギー薬
ディレグラ配合錠の効果(くしゃみ、鼻汁、鼻閉)と注意点
2013年2月に発売予定のディレグラ配合錠(フェキソフェナジンと塩酸プソイドエフェドリンの合剤)の効果・用法・用量・使用上の注意点について。ディレグラ配合錠の用法が空腹時に設定されている理由。効果:海外のアレルゲン曝露試験によれば、ディレグラ配合錠を服用した45分後にはプラセボよりも優位にアレルギー性鼻炎症状が改善したとの事です。フェキソフェナジン単体では鼻閉(鼻づまり)が改善しない場合が多いと思いますが、塩酸プソイドエフェドリンを配合したことで鼻閉に対する効果が強くなっています。 -
不飽和脂肪酸
ロトリガ粒状カプセル2gの発売日
ロトリガ粒状カプセル2gの発売日は平成25年1月10日。販売は武田薬品工業株式会社。平成26年1月31日までは投与日数制限がかかりますので1回14日分の処方が限度となります。他の薬と同様、長期投与が可能となるまではあまり処方の伸びは期待できないかもしれません。56包入りと280包入りの包装がありますので、薬局ではとりあえず最小包装の56包入りを1つ在庫しておく予定です。ロトリガ粒状カプセル2gの薬価情報はこちら。ロトリガ粒状カプセル2gの作用機序、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用についてはこちらから。メモ:ロトリガ2g(EPA-E約930mg+DHA-E約750mg)分1とエパデール(EPA-E)1800mg(分3)のトリグリセリド(TG)の低下作用がほぼ同じ。 -
ARB
アイミクス配合錠LD アイミクス配合錠HDの発売日
アイミクス配合錠LD、アイミクス配合錠HDの発売日は平成24年12月19日です。塩野義製薬と大日本住友製薬の併売(PTPシートは製薬会社のマークが違うだけだそうです)です。卸さんから購入を頼まれた薬局も多いのではないでしょうか?アイミクス配合錠LD、アイミクス配合錠HDともに発売と同時に長期投与が可能です。①同様の効能・効果、用法・用量の既収載品の組合せと考えられる新医療用配合剤など、有効成分にかかる効能・効果、用法・用量について、実質的に、既収載品によって1年以上の臨床使用経験があると認められる新医薬品については、新医薬品に係る処方日数制限を設けないこととする。投与日数制限はありませんので、処方がいきなり出るという可能性もありますね。アイミクス配合錠LD アイミクス配合錠HDの薬価アイミクス配合錠 イルベサルタン/アムロジピンベシル酸塩の配合剤 -
調剤報酬他
フェキソフェナジン塩酸塩錠30mgの薬価:アレグラ錠30mgの後発品
フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg(アレグラ錠30mgのジェネリック:一般名フェキソフェナジン塩酸塩錠(1))が2012年12月14日に薬価収載されました。薬価収載はエルメッドエーザイと小林化工の2社。どちらも同じ薬価です。フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「EE」1錠 41.30円 フェキソフェナジン塩酸塩錠30mg「KN」1錠 41.30円(先発品:アレグラ錠30mg 1錠59.00円)アレグラ錠30mgのジェネリックは2社から発売されます。先発品の薬価の0.7倍となりました。