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ミニリンメルトOD錠 日本で初となる飲み薬の夜尿症治療薬

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ミニリンメルトOD錠(一般名:デスモプレシン酢酸塩水和物)はフェリング・ファーマ株式会社から発売予定の夜尿症治療薬。デスモプレシン含有の経口薬はこのミニリンメルトOD錠が日本で初となります。協和発酵キリン株式会社が提携販売。
発売日は平成24年5月29日。薬価収載日も同じく平成24年5月29日。
長期投与が可能となるのは平成25年6月1日からとなります。

デスモプレシン酢酸塩水和物は、内服でも(量を増やすことで)点鼻と同等の効果を得られることがわかり製品化につながったとのこと。

デスモプレシン口腔内崩壊錠240μgとデスモプレシン経鼻製剤20μgがほぼ同等の効果を現すそうです。

他に、夜尿症の適応を持つデスモプレシン製剤はデスモプレシン・スプレー10協和だけ。

デスモプレシン・スプレー2.5協和、デスモプレシン点鼻液0.01%協和の適応症は中枢性尿崩症のみです。

 

ミニリンメルトOD錠は水なしで服用可能な口腔内崩壊錠なので、夜寝る前の水分摂取を気にする必要がありません。

目次

デスモプレシンの特徴

  • デスモプレシンは、抗利尿ホルモン(バソプレシン)の化学合成誘導体
  • 8 個のアミノ酸よりなる合成ペプチド。
  • 腎臓でバソプレシンと同じ作用を示し、水分の再吸収を増やして産生される尿量を抑制
  • バソプレシンよりも抗利尿作用が、長時間持続する。
  • 夜尿症の第1選択薬にも推奨されている。
  • 血管収縮作用(昇圧作用)が極めて弱く、他の平滑筋に及ぼす影響は少ない。
  • 鼻腔内投与でも抗利尿効果が得られる。

 

製品名

  • ミニリンメルトOD錠120μg
  • ミニリンメルトOD錠240μg

作用機序

腎尿細管の集合管レセプター(バソプレシンV2受容体)を活性化し、腎尿細管での水の再吸収を促進して尿量を減少させる。

効能・効果

尿浸透圧あるいは尿比重の低下に伴う夜尿症

用法・用量

通常、1日1回就寝前にデスモプレシンとして120μgから経口投与し、効果不十分な場合は、1日1回就寝前にデスモプレシンとして240μgに増量することができる。

薬価

ミニリンメルトOD錠の薬価

その他の夜尿症・遺尿症治療薬

三環系抗うつ薬

  • トリプタノール錠(一般名:アミトリプチリン塩酸塩錠)
  • トフラニール錠(一般名:イミプラミン塩酸塩錠)
  • アナフラニール錠(一般名:クロミプラミン塩酸塩錠)

抗コリン薬

  • ポラキス錠(一般名:オキシブチニン塩酸塩錠)
  • バップフォー錠(一般名:プロピベリン塩酸塩錠)他

漢方薬

  • 小建中湯
  • 桂枝加竜骨牡蛎湯 他

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