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抗コリン薬
ネオキシテープ73.5mgの薬価(過活動膀胱治療のテープ剤)
久光製薬から発売予定のネオキシテープ73.5mgは過活動膀胱治療薬として初のテープ剤。成分はオキシブチニン塩酸塩で、内服薬ではすでにポラキス錠が使用されています。ネオキシテープ73.5mg 1枚 189.40円(1日薬価189.40円)。ネオキシテープの薬価はベシケア錠5mg、ベシケアOD錠5mgの薬価(189.40円/5mg 1錠)を基に算定されました。過活動膀胱の治療に新たな選択肢が加わります。 -
抗コリン薬
ネオキシテープ73.5mg(オキシブチニン塩酸塩)
ネオキシテープ73.5mg(一般名:オキシブチニン塩酸塩)の特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用について。ネオキシテープ73.5mgは過活動膀胱治療薬としては国内で初めての経皮吸収型のテープ剤で、既に発売されているポラキス錠と同じ成分です。久光製薬と旭化成ファーマから発売予定。内服薬のポラキス錠は口渇の副作用の発現率が高く、近年発売されたベシケア錠(一般名:コハク酸ソリフェナシン)やデトルシトール錠(一般名:酒石酸トルテロジン)等に切り替えられる例が多く見られました。また、ポラキス錠は1日3回の服用が必要であることも敬遠される要因の一つとなっていました。このネオキシテープは1日1回の貼付で効果が持続し、口渇等の副作用が錠剤よりも軽減されます。 -
抗コリン薬
シーブリ吸入用カプセル50μgの薬価
シーブリ吸入用カプセル50μgの薬価はスピリーバ吸入用カプセル18μgと類似薬効比較方式(Ⅰ)により算定されました。シーブリ吸入用カプセル50μg 199.20円/カプセル。スピリーバ吸入用カプセル18μgもシーブリ吸入用カプセル50μgも1日1回吸入です。投与日数制限が解除されれば一気に処方量が増えるのではないでしょうか。実際に、投与日数制限が2012年10月に解除されたオンブレス吸入用カプセル150μgの処方量は増加しています。 -
抗コリン薬
シーブリ吸入用カプセル50μg(グリコピロニウム臭化物)LAMA
シーブリ吸入用カプセル50μg(一般名:グリコピロニウム臭化物)の特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用について。シーブリ吸入用カプセル50μgはノバルティスファーマから発売予定の長時間作用性の抗コリン薬(long acting muscarinic antagonist; LAMA)。COPDの治療に用いられ、吸入はオンブレスと同様1日1回で効果が24時間持続します。ブリーズヘラーという吸入器を用いて吸入します。このブリーズヘラーはオンブレス吸入のものと同一(色違い)です。発売日は平成24年12月予定。シーブリとオンブレスとではカプセルの取り出し方が異なるので注意が必要です。 -
人工唾液
サリベートエアゾールの使い方
サリベートエアゾールはシェーグレン症候群による口腔乾燥症に主に用いられる国内で唯一の人工唾液です。構成成分は塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、塩化マグネシウム、リン酸二カリウム。臭いや味が苦手な場合は冷蔵庫で冷やしてから使用すると軽減される場合があります。使用方法①缶を良く振ります。②缶のふたを開けて、噴霧ノズルの吹き出し口を青印に合わせます。③缶を垂直に立てたまま、ノズルを指で押して口腔内に噴霧させます。通常の使用方法であれば1缶で約50回の噴霧が可能ですが、30回を超えたあたりからは1回当たりの噴霧液量が減ってきてしまいます。その場合は気持ち長めに噴霧した方が良いかもしれません。 -
抗コリン薬
バップフォー(プロピベリン塩酸塩)
バップフォー(プロピベリン塩酸塩)の特徴・作用機序・効能・効果・副作用などについてまとめています。バップフォーは抗ムスカリン作用(抗コリン作用)とカルシウム拮抗作用をもつ薬剤で頻尿、尿失禁に対して用いられます。アセチルコリンの受容体サブタイプ非選択的ではありますが、血漿、顎下腺、脳に比べ、膀胱への移行性が高いため副作用が出にくくなっています。
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