エクア錠(ビルダグリプチン)とトラゼンタ錠(リナグリプチン)は、2型糖尿病の新効能・効果が承認され、作用機序の異なる他の血糖降下薬(スルホニル尿素薬、速効型インスリン分泌促進薬、α-グルコシダーゼ阻害薬、ビグアナイド薬、チアゾリジン薬、インスリン製剤)との併用が可能となりました。
新しい表は⇒DPP4阻害薬と他の糖尿病薬との併用可否一覧表(2013年4月更新版)をご覧ください。
注意:下記の表は2012年1月現在のもので、最新版ではありません。
最新版はこちら⇒DPP4阻害薬と他の糖尿病薬との併用可否一覧表(2013年4月更新版)
薬品名(一般名) | SU剤 | チアゾリジン系 | ビグアナイド系 | α-GI | インスリン製剤 |
グラクティブ、ジャヌビア(シタグリプチン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネシーナ(アログリプチン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
エクア(ビルダグリプチン) | ○ | ― | ― | ― | ― |
トラゼンタ(リナグリプチン) | ― | ― | ― | ― | ― |
テネリア(テネリグリプチン) | ○ | ○ | ― | ― | ― |
スイニー(アナグリプチン) | ○ | ○ | ○ | ○ | ― |
DPP4(ジペプチジルペプチダーゼ4)阻害薬の2012年1月現在の併用可能な薬剤を各添付文書から抜粋しました。
グラクティブ、ジャヌビアは併用の適応について気にすることはありませんが、ネシーナ、エクアは薬剤によっては併用が認められていませんので注意が必要です。
また、トラゼンタ錠(リナグリプチン)は他の糖尿病薬との併用が認められていません。
テネリア錠(テネリグリプチン)は2012年9月10日発売。
スイニー(アナグリプチン)は2012年冬発売予定です。インスリン以外の糖尿病薬との併用が可能となっているので使いやすそうですが、長期投与可能になるまでは厳しいかもしれません。
今後併用可能となる薬剤が増えていくことでしょうから、随時確認しておいたほうが良いかもしれません。
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