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アゾルガ配合懸濁性点眼液

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アゾルガ配合懸濁性点眼液(一般名:ブリンゾラミド/チモロールマレイン酸塩)は日本アルコンから発売予定の緑内障治療薬。

商品名で言うと、「エイゾプト懸濁性点眼液1%」と「チモプトール点眼液0.5%」の配合剤です。

薬価収載は2013年(平成25年)11月の予定となっています。

 

ブリンゾラミドはエイゾプト懸濁性点眼液1%の名称ですでに販売されている炭酸脱水酵素阻害薬。眼圧降下作用は強くはないため、他の点眼薬と併用されることがほとんどです。

チモロールマレイン酸塩はチモプトールの名称で販売されているβ受容体遮断薬で、この系統の薬では最も多く使用されています。

 

炭酸脱水酵素阻害薬とβ遮断薬の配合剤はコソプト配合点眼液に次いで2剤目です。

※コソプト配合点眼液はトルソプト点眼液1%とチモプトール0.5%の配合剤。

点眼液の種類が増えると点眼アドヒアランスが下がる傾向にあります。配合点眼液によって1つにまとまれば患者さんにとっては楽になりますね。

いずれは3種類の配合点眼液ができるのでしょうか?

 

緑内障配合点眼液一覧はこちらから

 

目次

作用機序

ブリンゾラミド:毛様体の炭酸脱水酵素を阻害し、HCO3の生成を抑制することにより、Na+の能動輸送機構を抑制。その結果房水の産生を抑制する。

チモロールマレイン酸塩:房水産生抑制作用により、眼圧を下降させる。

効能・効果

次の疾患で、他の緑内障治療薬が効果不十分な場合: 緑内障、高眼圧症

用法・用量

1回1滴、1日2回点眼する。

アゾルガ配合懸濁性点眼液の薬価

薬価:⇒アゾルガ配合懸濁性点眼液の薬価

ジェネリック:なし

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