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ビソノテープ(ビソプロロール)経皮吸収型β1遮断薬

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ビソノテープ(ビソプロロール)はトーアエイヨーから発売の経皮吸収型β1遮断薬。適応症は本態性高血圧症。

ビソプロロールはβ1受容体選択性が高く、ISA(内因性交感神経刺激作用)を有さないβ1受容体アンタゴニスト。

内服薬のメインテート錠の有効成分はビソプロロールフマル酸塩ですが、このビソノテープの有効成分はビソプロロールフマル酸塩の遊離塩基であるビソプロロールです。

 

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ビソノテープの特徴(アステラス製薬プレスリリースより)

  • 1日1回投与で24時間にわたり安定した降圧効果が長期間維持されます。
  • 経口投与が不向きな状態の本態性高血圧症患者に適用することができます。
  • 視認性に優れ、服薬忘れや過量投与のリスクを回避しやすくなることから、アドヒアランスの改善が期待できます。

 

メインテート錠との降圧効果の比較

ビソノテープ8mgの降圧効果はビソプロロールフマル酸塩錠5mgと同等。脈拍数減少効果も示していますが、ビソノテープは高血圧症以外の適応症を有していません。

効能・効果

本態性高血圧症(軽症~中等症)

参考:メインテート錠の効能・効果は、本態性高血圧症(軽症~中等症)、狭心症、心室性期外収縮、頻脈性心房細動、虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全(0.625mg錠の適応症は虚血性心疾患又は拡張型心筋症に基づく慢性心不全のみです。)

用法・用量

通常、成人にはビソプロロールとして8mg を1日1回、胸部、上腕部又は背部のいずれかに貼付し、貼付後24時間ごとに貼りかえる。なお、年齢、症状により1日1回4mgから投与を開始し、1日最大投与量は8mgとする。

ビソノテープの薬価

薬価: 薬価収載前(本文掲載時点での価格です。)

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