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吸入薬配合剤一覧

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気管支喘息治療薬、COPD治療薬の配合剤が出揃ってきましたので一度整理したいと思い、一覧表にまとめました。

適応症や用法・用量は各種添付文書での確認をお願いいたします。

 

 

目次

アドエア (フルタイド+セレベント)

フルチカゾンプロピオンエステル(ICS)+サルメテロール(LABA)
ドライパウダー吸入器(dry powder inhaler ; DPI ):ディスカス

 

含有量(フルチカゾンプロピオンエステル/サルメテロール)

アドエア100ディスカス(28吸入用・60吸入用):100μg/50μg
アドエア250ディスカス(28吸入用・60吸入用):250μg/50μg
アドエア500ディスカス(28吸入用・60吸入用):500μg/50μg
アドエア 50エアゾール120吸入用:   50μg/50μg
アドエア125エアゾール120吸入用:125μg/50μg
アドエア250エアゾール120吸入用:250μg/50μg

通常、成人には1日2回ディスカスの場合は1回1吸入、エアゾールは1回2吸入です。

LABAのサルメテロールは50μgで固定のため、LABAの量を調節するのは難しいです。

 

 

シムビコート (パルミコート+オーキシス)

ブデゾニド(ICS)+ホルモテロールフマル酸塩水和物(LABA)
ドライパウダー吸入器(dry powder inhaler ; DPI ):タービュヘイラー

含有量(ブデソニド/ホルモテロールフマル酸塩水和物)

シムビコートタービュヘイラー30吸入・60吸入:160μg/4.5μg

 

ICSとLABAの量が固定されていますので、投与量を一方のみ増減するということができません。アドエアよりも平均粒子径が小さく、肺への到達率が高いという特徴があります。

 

 

フルティフォーム (フルタイド+オーキシス)

フルチカゾンプロピオンエステル(ICS)+ホルモテロールフマル酸塩水和物(LABA)
pMDI(pressurized Metered Dose Inhaler 加圧式定量噴霧式吸入器)製剤:エアゾール

含有量(フルチカゾンプロピオンエステル/ホルモテロールフマル酸塩水和物)

フルティフォーム  50エアゾール(56吸入用・120吸入用): 50μg/5μg
フルティフォーム125エアゾール(56吸入用・120吸入用):125μg/5μg

 

 

レルベア(フルチカゾンフランカルボン酸エステル+ビランテロールトリフェニル酢酸塩)

フルチカゾンフランカルボン酸エステル(ICS)+ビランテロールトリフェニル酢酸塩(LABA)
ドライパウダー吸入器(dry powder inhaler ; DPI ):エリプタ

含有量(フルチカゾンフランカルボン酸エステル/ビランテロール)

レルベア100エリプタ(14吸入用・30吸入用):100μg/25μg
レルベア200エリプタ(14吸入用・30吸入用):200μg/25μg

 

フルチカゾンフランカルボン酸エステルはアラミスト点鼻液と同成分。ビランテロールトリフェニル酢酸塩は新規の有効成分です。

 

 

 

ウルティブロ(シーブリ+オンブレス)

グリコピロニウム臭化物(LAMA)+インダカテロールマレイン酸塩(LABA)
単容量型ドライパウダー吸入器:カプセル+ブリーズヘラー

含有量(グリコピロニウム/インダカテロール)

ウルティブロ吸入用カプセル(1カプセル中):50µg/110µg

 

LAMAとLABAの合剤は国内初です。適応症は慢性閉塞性肺疾患(COPD)。

 

アノーロ(エンクラッセ+ビランテロールトリフェニル酢酸塩)

ウメクリジニウム(LAMA)+ビランテロール(LABA)
エリプタ:単一操作で2種同時吸入可能

含有量(ウメクリジニウム/ビランテロール)

アノーロ(1吸入中):62.5μg/25μg

 

LAMAとLABAの合剤はウルティブロに次いで国内2剤目です。適応症は慢性閉塞性肺疾患(COPD)。

 

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