武田薬品工業株式会社から発売の肥満症治療薬オブリーン錠120mg(一般名:セチリスタット)の特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量について。肥満と肥満症の違い。
「脂質異常症」タグの記事一覧
ロトリガ粒状カプセル2g DHAとEPAサプリメント?高脂血症治療薬
ロトリガ粒状カプセル2g(一般名:オメガ-3脂肪酸エチル)の特徴、作用機序、薬価、薬効、効能・効果、用法・用量、副作用について。ロトリガ粒状カプセルは武田薬品工業から発売予定の高脂血症治療薬。エパデールでおなじみのEPAと、魚油に多く含まれるDHAが含まれている製品です。ロトリガ1包(2g)中にイコサペント酸エチル(EPA-E)が約930mg、ドコサヘキサエン酸エチル(DHA-E)が約375mg、α-トコフェロールが4mg含まれているそうです。エパデール(イコサペント酸エチル)にはスイッチOTC化の話も出ていますし、サプリメントとしては昔からこの組み合わせで売られています。
リピディル錠80mg、53.3mg(フェノフィブラート)
リピディル錠80mg、53.3mg(成分名:フェノフィブラート)は、2011年12月に発売予定のフィブラート系脂質異常症治療薬。現行品製剤リピディルカプセル100、同67の改良型。フェノフィブラートの溶出性を向上させることによりさらに吸収を改善させた製剤で、それぞれリピディルカプセル100、同67と同等の効果を示します。もともとリパンチルカプセルという商品名で販売されていましたが、2005年にフェノフィブラートを微粉化して吸収が良くなった改良型のリピディルカプセル100と同67が発売されました。リピディルカプセルはリパンチルカプセルの2/3の用量で同等の効果が認められています。リピディル錠80mgと同53.3mgは2回目の改良となります。