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甲状腺治療薬
甲状腺ホルモンの合成
甲状腺の小葉には多数の濾胞があり、その中はコロイドで満たされています。このコロイドは基質内にチロシンを含む糖蛋白(チログロブリン)からなり、濾胞細胞はコロイドで満たされた空間を取り巻いています。濾胞細胞内での甲状腺ホルモンの合成機序のまとめです。 -
甲状腺治療薬
メルカゾール(チアマゾール)
抗甲状腺薬のメルカゾール(一般名:チアマゾール)の特徴、作用機序、副作用について。 -
抗不整脈薬
メキシチール(メキシレチン塩酸塩)
メキシチールはVaughan Williams(ヴォーン ウィリアムス)分類では1b群(Naチャネル抑制作用、活動電位短縮)にあたる抗不整脈薬です。頻脈性不整脈の治療の他、糖尿病性神経障害の自覚症状の改善にも用いられることがあります。メキシチールカプセル(一般名:メキシレチン塩酸塩)の特徴、作用機序についてまとめました。 -
ビタミン・ミネラル
PQQ(ピロロキノリンキノン)
酸化還元酵素の補酵素の一つであるPQQ(ピロロキノリンキノン) の作用、特徴について。 -
疾病・疾患
性行為感染症(STD)の原因微生物
主な性行為感染症と原因微生物のまとめ。性器クラミジア、性器ヘルペスウイルス、尖圭コンジローマ、淋菌感染症、梅毒の原因微生物。 -
抗ウイルス薬
タミフル(リン酸オセルタミビル)
A型、B型インフルエンザ治療薬のタミフル(一般名:リン酸オセルタミビル)の特徴、作用機序、注意事項について。 -
抗ウイルス薬
赤血球凝集抑制試験(HI試験法:Hemagglutination Inhibition Test)
赤血球凝集抑制試験(HI試験法:Hemagglutination Inhibition Test)の原理と方法について。 -
抗精神病薬
セロクエル(クエチアピン)
ジベンゾチアゼピン系非定型抗精神病薬のセロクエル錠(一般名:クエチアピン)の特徴、副作用についてまとめました。 -
SARI
レスリン/デジレル(トラゾドン塩酸塩)
レスリン/デジレル(一般名:トラゾドン塩酸塩)の特徴、作用機序についてまとめてみました。トラゾドン塩酸塩はトリアゾロピリジン誘導体の抗うつ薬。SARIに分類される。抗うつ効果は強くはないが鎮静・催眠作用が強い。徐波睡眠を増やす作用があるため、熟眠感が得られる。SSRIによる徐波睡眠の減少を補う目的で併用されることが多い。また、うつ病の睡眠障害に使われることも多い。 -
抗ウイルス薬
シンメトレル(アマンタジン塩酸塩)
A型インフルエンザ治療薬としてのシンメトレルのまとめです。特徴、注意点、服薬指導について。 -
抗真菌薬
抗真菌薬 外用剤の服薬指導
足白癬の治療では角質のターンオーバー(新陳代謝)が約28日間なので、少なくともその期間は抗真菌外用薬を毎日使用し続ける必要がある。2~3カ月間使用を継続したほうが良い例も多い。 1本(10g)で通常、約2~3週間使用できるが、この程度の使用期間では... -
ビタミン・ミネラル
チガソン(エトレチナート)
乾癬、掌蹠膿疱症、口腔扁平苔癬などに用いられる角化症治療剤、チガソン(エトレチナート)の特徴、服用中の注意点、催奇形性について。 -
受容体
アドレナリン受容体(α受容体)
アドレナリンα1受容体のサブタイプについてのまとめ。α1A受容体、α1B受容体、α1D受容体の違いについて記載します。 -
Nassa
リフレックス/レメロン(ミルタザピン)
リフレックス/レメロン(一般名:ミルタザピン)の特徴、作用機序、副作用についてのまとめ。ミルタザピンはシナプス前α2アドレナリン自己受容体及びヘテロ受容体にアンタゴニストとして作用し、脳内でのノルアドレナリン及びセロトニンの遊離を増大させ、さらに5-HT2 及び5-HT3 受容体拮抗作用により抗うつ作用に関連する5-HT1A 受容体への刺激を選択的に増強する。 -
セロトニン作動薬
ガスモチン(モサプリドクエン酸塩)
選択的セロトニン5-HT4受容体アゴニストのガスモチン錠(一般名:モサプリドクエン酸塩)について、特徴や作用機序をまとめてみました。消化管内在神経叢にあるコリン作動性神経の5-HT4受容体を刺激し、アセチルコリンの遊離を促進することで作用を発揮します。